こんにちは!
iDeCoに恋するファイナンシャルプランナー【ぴっぴ】です(*^^*)
iDeCoの大きなメリットの一つとして【節税になる】があることをご存じですか?
iDeCoに払う(拠出)するお金は、全て【所得控除】に使えるので、大きな節税に繋がります♪
iDeCoのメリットは、コチラの記事を参考にしてください☆
iDeCoを使うと保育料が安くなる
って聞いたんだけど本当?
この話は本当です♪
詳しく説明していきましょう!
iDeCoの【所得控除】を活用し、保育料を減らす仕組みについて、説明していきますね(^^♪
保育料が決まる仕組み
保育料減額の話をする前に、「保育料がどう決まるのか」を確認していきましょう♪
保育料は、住民税の所得割額によって決まる
言葉難しすぎて無理…
「そうなんだ」と思っててくれれば
それでOKだよ♪
所得割額は、両親の所得によって決まります。
所得が多くなれば、所得税額も多くなる仕組みです。
(所得ー各種所得控除)× 各市区町村指定税率 = 所得税額
※「指定税率」は、政令指定都市であれば8%、それ以外であれば6%である。
※「政令指定都市」は、札幌市・仙台市・さいたま市・千葉市・横浜市・川崎市・相模原市・新潟市・静岡市・浜松市・名古屋市・京都市・大阪市・堺市・神戸市・岡山市・広島市・北九州市・福岡市・熊本市 の20か所
無理…計算とか無理。
覚えきれないよ
大丈夫!
計算しない方法もあるよ♪
保育料減額の仕組み
保育料が決まるまでの流れを説明しました、次は「保育料が安くなる仕組み」について説明しますね♪
保育料減額の流れ
先ほども説明しましたが、保育料は【所得割額】によって決まります!
所得割額の計算方法は以下のようになってましたよね♪
( 所得 ー 各種所得控除 )× 各市区町村指定税率 = 所得割額
保育料を減らすためには、【所得割額を減らす】必要があります。
所得割額を減らすためには、【所得を減らす】必要があります!
所得を減らすためには、【稼ぎを減らす】か【所得控除を使う】の二択になります♪
もちろん、稼ぎを減らすことは出来ませんので、【所得控除】を使う必要があります!
iDeCoの掛金は【小規模企業共済等掛金控除】という【所得控除】に分類されます!
iDeCoに支払った(拠出した)お金は、全額所得控除に使えるため大きな節税に繋がります(^^)
注意点
- iDeCoの控除(小規模企業共済等掛金控除)は、年末調整や確定申告をしなければ適用されない
- 住宅ローン控除やふるさと納税では、保育料を減額することはできない
シミュレーションしてみよう
計算とか無理ですよ…
難しい計算をしなくても、【所得割額】が分かる方法があるんです!
それは…【住民税決定通知書】です(^^)
毎年6月頃に会社からもらう細長い通知書になります。
フリーランスの方など、ご自分で住民税を納税されている方は、【納税通知書】で確認することができますよ♪
- 住民税決定通知書
- 自治体の保育料算定表
- 電卓
住民税決定通知書で所得割額を確認しよう
住民税決定通知書の【所得割額】の部分に金額が書かれているため、難しい計算をする必要はありません♪
ここで注意点として、記載されている所得割額は【税額控除後の金額】が記載されています。
税額控除とは、住宅ローン控除やふるさと納税などの寄付金控除のことです。
節税方法の一つですが、保育料の計算には関係がないため、今回は【記載されている所得割額と税額控除の金額を足して】保育料の計算に必要な所得割額を出しましょう!
共働き夫婦でシミュレーションしてみよう
- 夫の所得割額⇨¥240,000
- 妻の所得割額⇨¥190,000
- 夫のiDeCo掛金⇨¥23,000/月(¥276,000/年)
- 妻のiDeCo掛金⇨¥23,000/月(¥276,000/年)
- 那覇市在住(政令都市ではないため指定税率6%)
- 第一子2歳
iDeCo未加入の場合
夫婦の所得割額 = ¥240,000 + ¥190,000 = ¥430,000
第8階層のD9に当てはまり、保育料は¥53,000になります。
iDeCo介入の場合
¥276,000(夫iDeCo掛金) × 6% = ¥16,560
現在の所得割額よりも¥16,560安くなることがわかります。
¥240,000(夫所得割額) ー ¥16,560 = ¥223,440
iDeCo加入後の夫の所得割額は¥223,440になります。
¥276,000(妻のiDeCo掛金) × 6% = ¥16,560
現在の所得割額よりも¥16,560安くなることがわかります。
¥190,000(妻の所得割額) ー ¥16,560 = ¥173,440
iDeCo加入後の妻の所得割額は¥173,440になります。
¥223,440 + ¥173,440 = ¥396,880
iDeCo加入後、夫婦の所得割額は¥396,880にあります。
第7階層のD8に当てはまり、保育料は¥40,800になります。
いくら安くなった?
¥53,000(iDeCo未加入) ー ¥40,800(iDeCo加入) = ¥12,200
月額¥12,200安くなり、年間¥146,400も減額することになります(*^^*)
いや~。びっくりですね(笑
さいごに
自分の年金を準備しつつ、節税しつつ、保育料まで減額できちゃうなんて…
控えめにってiDeCo最高すぎる!!
「正確な保育料が知りたい!」という方は、ご自身の自治体にお聞きください!
確実な保育料を教えてもらうことができますよ(^^)